コラム

夏のスキンケア特集、「落とす」ケアで肌力アップ!

汗や皮脂の分泌が活発になる季節は、洗顔でいつも清潔な肌をキープしたいもの。また、日焼け止めをきちんと落とすためにもクレンジングは欠かせません。不要なものだけをやさしく「落とす」ケアで、肌力をアップしましょう。

朝晩の「落とす」ケアを見直せば、肌は確実に変わってきます

 クレンジングや洗顔は、誰もが毎日やっていることなのに、自己流の思い込みや勘違いもしばしばあるもの。気づかずに間違った習慣を長く続けていると、肌のためによくないだけでなく、感想や肌あれ、シミ、小ジワ、たるみなどの原因になってしまうこともあります。

「落とすケア」でまず、気をつけたいのは、落としたくない肌のうるおいまで落とさないこと。肌に残ったメイクや日焼け止め、汗、余分な皮脂、汚れ、古い角質など、肌にとって不要なものだけを優しく落とすことを心がけましょう。

 そのためには、優秀な保湿成分がたっぷり配合されているクレンジング剤や洗顔料を選ぶことも大切。自然酵母培養液入りのものを使って、肌にうるおいを残しましょう。

1. 落とすケア「クレンジング」

ゴシゴシこするのはNG、うるおいを与えながらメイク落とし

 クレンジングが正しくできていないと、肌は乾燥してしまいます。メイクをしっかり落とそうとしてゴシゴシこすると、摩擦で肌を傷つけ、内部のうるおい成分が流出してしまうのです。

 クレンジング剤にはいろんなタイプがありますが、オイルタイプはしっかり落ちるものの、ものによっては肌への負担が大きいことも。肌に優しいクリームタイプやジェルタイプを使いましょう。最初にポイントメイクを落としてから、顔全体のメイクを落とします。時間をかけすぎないことも大切です。

クレンジングのポイント

  • クレンジング剤はケチらず適量使う
  • ゴシゴシと力を入れてこすらない
  • アイメイクや口紅などを先に落とす
  • クリームやジェルタイプがおすすめ
  • 1~2分が目安。時間をかけすぎない

2. 落とすケア「洗顔」

毎日の正しい洗顔が肌トラブルを防いで美肌をつくる

 朝などの時間がないときでも、洗顔は優しく丁寧に。肌をゴシゴシこすり洗いするとトラブルの原因になってしまうので注意しましょう。すすぐときやタオルで水分を拭き取るときなども、無意識でつい肌をこすってしまいがちなので気をつけて。

 皮脂の分泌量が多い額や小鼻などのTゾーンから洗い始め、皮膚の薄い目元や口元は最後に洗います。水温が高いと肌のうるおいを奪うので、すすぎは人肌程度のぬるま湯で。洗顔したあとはすぐにローションなどで保湿しましょう。

洗顔のポイント

  • 洗顔の前には必ず手を洗う
  • ゴシゴシと力を入れてこすらない
  • Tゾーンから洗い始める
  • すすぎは人肌程度のぬるま湯で
  • すすぎ残しがないよう注意する